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【なる】Summer Pockets REFLECTION BLUE Pocket线 感想翻译

なる感想系列

紬・美希静久白羽ALKAPocketうみ

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原文地址 | 作者:なる | 发布时间:2021-05-18

本当はALKA√と同じ記事にそのまま書こうと思っていましたが、長くなってしまったので分けることにしました。
続き、と書きましたが今回は時系列順に追わず、書きたいことをテーマごとに書いていこうかなと思います。

本来打算和ALKA线直接写在同一篇文章里的,但因为篇幅太长,决定分开。

虽然前一篇文章里说是要继续写下去,但这次我并不打算按照时间顺序,而是按照主题来写。


この√は、うみがさらに昔、しろはが過去に戻る力を得てしまう時代までタイムリープし、その力を止める物語となっています。本編の10年前、しろはの父親が事故で亡くなり、母親がいなくなってしまってからすぐの頃です。

这条线路讲述的是羽未穿越到了更早的时代,即白羽获得回到过去的力量的那个时代,并阻止她获得这个力量的故事。故事发生在本篇的10年前,也即白羽父亲因故去世,母亲也随之消失的那段时间。

7歳頃のしろは、当然知能や思考は年相応の幼さになっているけど、それでも17歳の彼女の面影を感じるような受け答えや振る舞いを見ると同じ人間なんだなあって。この可愛い子がすくすく育って10年後にあの綺麗な姿になるんだなって感慨深くなってしまいます。

7 岁的白羽,虽然智力和思维幼稚得符合她的年龄,但是从她的谈吐和举止中,还是能感受到 17 岁时的她的影子。看到这个可爱的小女孩茁壮成长,10 年后会变成那个美丽的身姿,不禁让人感慨万千。

鸣濑小鸠

しろは祖父、小鳩について着目すると見えてくるものがあります。この√では、自分の娘と娘婿を失って間もない彼の姿を見ることができます。
まず、10年前と比べて遥かに心優しい。相手が七海としろはという子供であることを加味しても、あの威圧感のようなものが感じられません。

小鳩は七海に対し、「しろはに親の話を持ち出さないでほしい」「食堂にしろはを近づけないでほしい」とお願いをします。
それは自身の娘、しろはの母である瞳がいなくなる間際に小鳩に伝えた、「しろはに夏を楽しませてあげて」「過去のまぶしさよりも、未来のまぶしさを探せるように」 という約束めいたものを無理に守ろうとして出た、彼なりの不器用な優しさ故の行動なのではないでしょうか。年齢は離れていてもやはりしろはの祖父なんだなあって。
過去に囚われないで前を向いて生きることは大切ですが、そのために食堂に近づかないようにするというのは前を向いているのではなく、問題から目を逸らしているだけのように思えます。その答えなのか、新しい世界ではしろはが食堂で料理をお客さんに提供していますから。

关注白羽的祖父,鸣濑小鸠能发现不少东西。在 Pocket 线中,我们能看到他刚刚失去女儿和女婿后的样子。

首先,现在的他比 10 年前温柔得多。(译者注:原文如此,应为「比 10 年后温柔得多」)即使面对的是七海和白羽这两个孩子,也感受不到他那种压迫感。

小鸠请七海「不要跟白羽提起她的父母」、「不要让白羽靠近食堂」。这是小鸠为了一定要遵守自己的女儿 —— 也是白羽的母亲 —— 瞳在临走前对他说的 「让白羽度过一个快乐的暑假吧」「让她变得能够不再去纠结于过去,而是去放眼美好的未来」,而采取的笨拙却又充满善意的行动吧。不管年龄相差多大,他毕竟是白羽的祖父。

不困于过去、而是朝着未来前进,这是很重要的。但是,为了这个目的而不让白羽靠近食堂,这不是在朝着未来前进,而是在逃避问题。 —— 在最终构筑的世界线中,白羽在食堂里为客人提供着美食,就是对这个问题的回答吧。

10年後の彼は周囲に威圧感を与える存在となっていました。特に、島外の人間に対して、排他的とも言える態度を取るのです。しろは√で羽依里と口論になった際に、彼が羽依里に激昂する場面があります。それは羽依里がしろはの力の話題を出した時でした。

10 年后的他变成了一个令周围人倍感压迫的存在。尤其是,他非常排斥岛外的人。在白羽线中,当羽依里提到白羽的力量时,他就对羽依里大发雷霆。

4年前にしろはは自らの持つ不思議な力が災いし、同級生に呪いをかけて崖から突き落としたと謂れのない噂を流されてしまいます。この事件に対し、最も憤慨していたのは彼なのでしょう。彼は成瀬家に伝わる力の存在を昔から知っています。同じように力を持っていた彼の妻や娘は、楽しい夏を過ごすことこそが力に囚われない手段だと彼に伝えていたのに、現状しろはにそれをさせてあげることが全くできていない、そんな自分に対しても腹を立てていたのではないでしょうか。

对「4 年前,白羽因为拥有神秘力量带来灾害,诅咒了同班同学,将其推下悬崖」这个毫无根据的谣言,最为愤怒的人,应该就是小鸠了吧。他从很久以前就知道鸣濑家传承的力量的。拥有同样力量的妻子和女儿,都曾经告诉过他,只要能快乐地度过夏天,就能变得不去依赖那种力量。但是,现在的他却完全没有办法让白羽做到这一点,他也许因此对自己感到愤怒吧。

小鳩は羽依里と識に対し、「大切な者を守るためなら人は鬼にでも蛇にでもなれる」 と言っていました。今となればこの言葉に込められた気持ちがわかります。いなくなってしまった娘と娘婿が大切にしていた自身の孫を懸命に守ること、そのために小鳩は鬼と呼ばれるくらいの厳しさを背負っているのではないでしょうか。
小鳩の娘、しろはの母である瞳も「大切な者を守るため」に「自らを犠牲」にしています(後述)。彼女がどこへ行ってしまったのか彼は知っていて、その上でこの言葉を羽依里に伝えたのでしょうか。

小鸠对羽依里和识说过,「为了守护自己重要的事物,人类随时可以化身为无情的鬼神」。到现在,我们方能理解这句话所蕴含的感情。为了守护已经不在的女儿和女婿所珍视的孙女,小鸠担负起了「鬼神」这样的严厉的角色吧。

小鸠的女儿,也就是白羽的母亲瞳,也为了「守护自己重要的事物」而「牺牲了自己」(后文)。不知道小鸠把这句话传达给羽依里时,是不是已经知道了她去了哪里呢。

白色羽毛的传说

しろは母の瞳が行方不明となってしまう直前に、瞳は仲の良い同級生の鏡子に「白羽の伝承」と呼ばれる逸話の話を聞きに来ていました。瞳がいなくなってしまった理由は、この伝承に関係すると考えて間違いないでしょう。
女の人が小さな蝶になって、他の全てを失いながら、愛する人に会いに行くお話。海に飛び込み、そのしぶきが羽のように女性をとりまいて蝶になって飛んでいくということで、白羽なんだそうです。
この「女の人」が瞳だとすれば、瞳の愛する人とは誰だったのか。

瞳が行方不明になるより少し前に、しろはの父(瞳の夫)は交通事故で亡くなってしまいます。その力の存在を知っているしろはは、「お母さんはお父さんに会いにいったのではないか」と推量します。しかし、しろはの親戚の 「(瞳は)いつでもしろはちゃんのことを一番に考えてた」 という証言や、鏡子が話す瞳の口癖である 「過去を懐かしむ暇もないくらい楽しむんだ」 という言葉を踏まえれば、瞳がしろはを置きざりにして事故で亡くなった夫のいた過去へ戻ったとは思えません。であるとすれば答えは1つ、しろはの元へ行ったのでしょう。未来にしろはが危険な目に合うことを知ってしまい、しろはを助けるために、瞳は白羽の伝承を使ったと考えられます。

しろはが危険な目に合うのはその10年後、夏鳥の儀の日です。しろはは巫女服を着たまま、夜の海中で溺れ苦しんでしまいます。そこで彼女と羽依里を助けたのは、謎の青い光でした。

しろは√で腑に落ちなかった謎の光の正体、それは過去からしろはを助けに来た瞳が蝶となった姿だったのでしょう。そしてこの説を裏付ける出来事がもう一つありました。ウミホタルの光です。ウミホタルの光は海岸の波しぶきの生まれる箇所で輝いていました。しろはが言うには、ここが光ったのは10年ぶりだということでした。白羽の伝承の力で瞳がしろはを助ける時代まで飛んできた跡があの光の正体だったのではないでしょうか。

(個人的解釈です。しろはの心情描写という説も同時に推していきたい)

在瞳失踪之前,她曾经去找她关系很好的同学镜子,听她讲述「白色羽毛的传说」。瞳失踪的原因,想必与这个传说有关。

这个传说讲述的是,「一个女人化身为一只小蝴蝶,失去了一切其他的东西,只为了去和自己心爱的人相见。」为了得到这种力量,她跳进了海里,溅起的水花像羽毛一样包裹了她,然后她就化身为了一只蝴蝶飞走了」,所以被称为「白色羽毛的传说」。

如果这个女人是瞳的话,那么她心爱的人是谁呢?在瞳失踪之前,白羽的父亲,也即瞳的丈夫,因为交通事故去世了。知晓了这种力量的白羽,推测「妈妈是不是去见爸爸了呢」。但是,根据白羽的亲戚们的证言 「瞳总是把白羽放在第一位」,以及镜子所说的瞳的口头禅 「如果有时间缅怀过去的话,还不如把这份时间用在享受现在上」,那么「瞳抛下了白羽,去见她在事故中去世的丈夫」这种可能性就不大了。那么,答案只有一个,她去见了白羽。她已经知道了白羽在未来会遇到危险,为了救她,瞳使用了「白色羽毛的传说」。

10 年后的夏鸟之仪式那天,白羽遇到了危险。她身着巫女服,在夜晚的海中溺水了。在那时,救了她和羽依里的,是一道神秘的蓝色光芒。白羽线中没能解释清楚的那道神秘的蓝色光芒,就是从过去来到现在救了白羽的瞳化身的蝴蝶吧。还有一个线索能够支持这个推测,那就是海萤的光。海萤在浪花拍打的海岸边闪耀着光芒。白羽说,这里的海萤已经有 10 年没有发光了。那么,这道光芒的本质,就是瞳使用「白色羽毛的传说」的力量,从过去来到了这个时代救了白羽吧。

(这是我个人的解释。关于海萤的光,我觉得将其解释为白羽的心情描写,也是可以的)

镜子和瞳

羽依里の母親の妹である(これは本当だよね?)鏡子さん。彼女は最後まで謎の人物のまま終わった感じがあります。思いつく限りで謎を以下に書いていきます。

羽依里母亲的妹妹(真当如此吗?),镜子小姐。直到故事结束,我仍然觉得她是一个神秘的人物。以下是我想到的一些疑点:

①本来この時代(2000年)にいない、誰の親戚なのかもわからないはずのうみを受け入れている点。鏡子は何をどこまで知っていたのか。
しろは√の夏鳥の儀の日、羽依里はうみが迷い橘にいるのを目撃しているが、「祭りの日にうみは本土へ帰った」と鏡子は言っている。
うみが夏休みを何度も周回していることを鏡子は知っているのか…?

①镜子让本不属于 2000 年这个年代,甚至不知道是谁的亲戚的羽未在她家住下了。关于羽未的真相,镜子小姐知道多少呢?

在白羽线中,夏鸟之仪式当天,羽依里在迷途橘目击到了迷路的羽未。然后,镜子说,「她在举行祭典的那一天下午就回到了本土」。

镜子知道羽未在暑假里轮回了多少次吗……?

②七海が2回目に鏡子の元を訪ねてきた際の言葉。
「あなたは全部知ってるはずだよ」
「私とこんな話をするのは、はじめてじゃないから」
(まっすぐ、懐かしむような視線
「七海≒うみ」であることを鏡子は知っている? うみはかつての夏休みに鏡子と話をしている?だとすれば、鏡子は10年後の記憶をどうして持っているのか…?

②七海第二次去找镜子时的对话:

镜子「你应该已经全部都知道了吧」
镜子「毕竟,你也不是第一次,来和我进行这样的对话了啊」
镜子小姐笔直地凝视着我的眼睛。
不可思议的是,她的眼神,看上去并不是在盯着我,反而像是在注视另外一个不同的地方。
她那笔直而又带有一丝怀念的视线,就这样盯着我的瞳孔看了好长时间。

镜子小姐知道「七海≈羽未」这件事吗? 羽未在以前的暑假里,曾经和镜子讨论过这个问题吗?如果是这样的话,那么镜子是怎么记得本该在 10 年后才会发生的事情的呢……?

③しろはの力を封じた後の世界で、羽依里に蔵の整理をお願いし、その後夏休みが終わるまでどこに行っていたのか。更にその後の言葉。
「これでよかったんだよね」「瞳」
⇒(僕の個人的解釈が正しいとして)鏡子は瞳がしろはを助けに未来へ行ったことを知っているのか? もしかしてこの世界だと瞳は生きているのか?食堂でしろはがチャーハンを作ってお客さん(羽依里)に提供していたことを考えると、そういうことなのか?

③在白羽封印了自己的力量的世界里,镜子拜托羽依里整理仓库,然后,在暑假期间,她去了哪里呢?

而且,她最后说的那句话是什么意思呢?

镜子「这样,应该就可以了吧」「瞳」

假设上面的推测是正确的,镜子知道瞳去了未来救了白羽这件事吗? 难道说,在最终构筑的世界线中,瞳还活着吗?考虑到白羽在食堂里为客人(羽依里)做炒饭,这种可能性也是有的吧?

いくらなんでもヒントが少なすぎます。まるで埒が明かない(諦め)のでカンニング(?)しようと思います。ごめんなさい。

……不管怎么说,线索实在是太少了。因为完全没有头绪(放弃思考),我需要借助一些「小抄」(?)。

原文信息

原文地址 | 翻译地址 | 翻译:道歉书书 | 发布时间:2019-10-06

「Summer Pockets」 Short Story~在夏日的绚烂之中~11~【岬镜子 篇】节选

1990

鸣濑瞳。
 她啊,稍微有点让人觉得不可思议的地方。
 她好像能够看见一些我们看不到的东西,她还说她能够看到未来。虽然我们至今都不知道那到底是真是假。
 不过,她应该看到了自己的未来吧。


「嗯……对了,镜子,想求你帮个忙」
 她的神色变得很认真。
「某一天,会有个女孩子来到你面前的」
 这就是她最拿手的预知了。
「某一天? 女孩子? 这也太宽泛了吧」
「你见到她就知道了」
「嗯,我知道了,我会见到一个女孩子,而且见到她就知道」
「然后,希望你能够帮帮这个孩子」
「嗯,我会尽力的,可是怎么帮啊?」
「守着她就行了」


「不,还有一件事。你还会见到一个男孩子,为了帮助那个男孩子,需要你的协助」
「嗯……我会遇上一个男孩子是吧,然后我的帮助是必须的吗? 我也会发生不得了的事情吗?」
「不,只是需要人手罢了。只不过,你需要帮助的只是那个男孩子而已。然后你要好好看看,他值不值得你帮。 你要好好看看……他究竟有没有帮助你的资格」


2000

「瞳要走了吗? 再也不回来了吗」
「不知道。不过,至少,我不会在回到这里了,因为我已经知道目的地在哪里了。我想,我这旅途,也差不多要结束了
「……这样啊,那再见了,瞳」


Pocket END

我和羽依里走向了仓库。
 走进去之后,我被眼前的场景震撼了。
 以前杂乱无章的古董,整整齐齐地排列在一起。不仅如此……在这份整齐之上,蕴藏着一种不可明说的秩序。曾经混乱的仓库,在重新整理之后,那些不曾注目的细节,变得井然有序。
 我甚至觉得我自己的记忆都变得容易梳理了。
 我为什么要离开这个岛,又为了什么而回来。
 虽然一直都不曾忘记,但那不知道该像何处去追寻的东西,清晰地浮现在我的脑海中。
 那曾经混乱的时间,也回到了原有的状态。
 那些回忆中,既有不少让人倍感沉痛……但也有很多散发着闪耀光辉。
 虽然,我在这个夏天收获了太多太多珍贵的回忆,可是它们混杂在一起,我根本不知道该怎样整理好。
 不过……现在……终于……
 ──走出这时间的迷宫了──
 心里莫名的踏实。


羽依里离开了仓库。
 我一个人默默地站在了那里。
 看着这井然有序的光景,我回想起了自己的过去。
 那个夏天,和那个夏天里的自己。
 ──加藤镜子。
 那个为了梦想前往城市,然后饱受挫折后回到这里的年轻人。
 那段久远的、已经快被忘记的、梦幻般的年华,我现在终于想起来了。


瞳に未来予知の力があることに加え、10年後の世界で「もうすぐ私の旅も終わる」と鏡子に伝えていることから、「瞳がしろはを助けに10年後へ行った」という説は合っていたのかなと思います。
うみのような女の子が来ることは知っていたけど、うみの事情までは流石に知らなかったのかな、と思います。うみは迷い橘へ行く前に、鏡子さんに「帰ります」とだけ伝えたのではないでしょうか。でもそうすると10年前の世界の鏡子の含みのある視線と発言の意味がわからない…。

羽依里に蔵の整理を依頼しなかった夏休みも、最終的に依頼した夏休みも、全て瞳のお願いに従っていたということがわかりました。瞳は(自分以外の?)未来が見えるということなので、鏡子が夢を追いかけて都会へ行ってそこで挫折し、この島に戻ってきて蔵に籠ってしまうことも全て知っていたのでしょう。蔵の中に眠っているモノは過去の思い出の象徴で、それを整理して処分することが成功した今、鏡子も前へ進めるようになったのかな。

瞳は最終的な世界にも実在はしていなさそうなので、しろははあの食堂でバイトでもしているんじゃないでしょうか。もしくはお爺ちゃんと2人で経営しているとか。

①③はとりあえず解決しましたが、②はわかりませんでした。難しい。

瞳具有预知未来的力量,并且在 10 年后的世界里,向镜子传达了「我的旅途快要结束了」这句话。所以,「瞳去了 10 年后的世界救了白羽」这个推测,应该是正确的吧。

镜子虽然知道会有像羽未这样的女孩子来到她面前,但是,她应该对羽未的情况一无所知吧。羽未在去迷途橘之前,只对镜子说了句「我要回去了」。但是倘真如此,镜子在 10 年前的世界里,面对七海时那含蓄的视线和话语的意义,就难以解释了……

不管是没有委托羽依里整理仓库的暑假,还是委托了羽依里整理仓库的最后一个暑假,镜子都是在遵照瞳的请求行事的。瞳能够看见(除了自己以外的?)未来,所以她应该知道,镜子(在这 10 年间)会去大城市里追寻梦想,然后遭受挫折,最终回到这个岛上,闭门不出。沉睡在仓库里的东西,是过去的回忆的象征。现在,她整理并处理了这些东西,所以,镜子也能够向前迈进了吧。

瞳在最终构筑的世界线中,似乎并不存在。有可能是白羽在那家食堂打工,也有可能是她和爷爷两个人一起经营着那家食堂。

①③ 的问题暂时解决了,但是 ② 我还是不太明白。好难。

绘本的最后一页

ALKA√で羽依里はうみのために絵本を描くことになりました。絵は鴎に描いてもらい、物語はうみが話す内容に沿って作ります。その内容は、以下のようなものです。

在 ALKA 线中,羽依里为羽未画了一本绘本。绘画由鸥负责,故事则根据羽未的话语创作。故事的内容大致如下:

在没有颜色的世界中,有着一只翅膀非常漂亮的蝴蝶。
蝴蝶去过各种各样的地方旅行,将翅膀的颜色分享给和它相遇的人们。
整个世界变得充满了颜色,蝴蝶的翅膀却变成了纯白色。
已经没有人还会注意到那只原本有着美丽色彩的蝴蝶了。
不久之后,蝴蝶回到了故乡,蝴蝶静静地睡去了。
大家感到十分的悲伤,泪水化成了雨滴。


自らの体を犠牲にして何かを得るという点では、この絵本の内容は白羽の伝承とも似ているのかなって。
この話を聞いてまず思い浮かぶのは、「蝶=うみ」という説でしょう。
うみは夏休みを何周もするにつれてどんどん幼児退行していき、最終的には言葉も話せなく、箸も持てず、折り紙も折れなくなってしまいます。その過程において、うみはたくさんの出会い、思い出、幸せを得ることができました。
「世界の色」はうみの精神を指し、「蝶の色」はうみの肉体を指している
のではないでしょうか。

就牺牲自己的身体来换取某种东西这一点来说,这本绘本的内容,与「白色羽毛的传说」也很相似。

听到这个故事,首先就能想到 「蝴蝶=羽未」 这个推测吧。

随着暑假的轮回,羽未逐渐退化为幼儿,最终变得不会说话、不会用筷子、折不了纸。在这个过程中,羽未收获了许多的邂逅、回忆和幸福。「世界的颜色」指的是羽未的精神,「蝴蝶的颜色」指的是羽未的肉体

この絵本は、うみが話した内容に加え、羽依里が独自に続きを作成しています。その1枚は、七海がしろはの力を止め、母娘の時を超えた出会い、そして別れとなる際のエンディングムービーで流れます。
(その前に流れる、うみが描いた夏休みの絵日記を順々に出していく演出はいくらなんでもズルいです)(思い出ボムの演出に弱すぎる)(n敗)

这本绘本,除了羽未所说的内容之外,羽依里还自己创作了后续。这最后一页,出现在了七海阻止白羽获得力量,母女跨越时空相认然后分别之后的片尾曲影片中。

(在绘本之前放映的是羽未画的魔法日记,这样的演出实在太过分了……我对回忆炸弹一点抵抗力都没有……泪流满面了 n 次)

雨停后,蝴蝶化为巨大的彩虹。
如同包裹世界一般,是一座非常美丽的桥梁。
大家仰望着说道,“谢谢。”


うみが創造した物語は、うみが夏休みを何周もして、最後の夏休みで両親と楽しい夏休みを過ごしたところで終了しているのではないでしょうか。そして羽依里の追加した1枚の絵本の内容は、その後にうみが更に遠い世界へ旅立ち、しろはの力を止め、新しい世界を構築したところまでを表しているのではないかと。
あの時点でうみは、そこまでの物語を考えもしていなかった。
絵日記と同じで、絵本も書いたことが本当になったりしたのかな…なんて。

绘本的前面部分,也就是羽未所说的内容,应该是在羽未经历了多次暑假之后,最终在最后一个暑假里,和父母一起度过了一个愉快的暑假,就算是结束了吧。

而羽依里所添加的那一页,应该是在那之后,羽未启程去了更遥远的世界,阻止了白羽获得力量,构筑了新的世界

在创作这本绘本的时候,羽未并没有考虑到这些内容。

(并不是先有了这个故事,然后才创作了绘本。)而是和魔法日记一样,绘本的内容也变成了现实吧……


思い出を得てそこで満足することなく、その先へ歩き続けることで生まれた世界があったということですね。

收获回忆却并不满足于此,继续走向下一个夏天,才最终诞生了这样的世界吧。

走向下一个夏天

七海はしろはの力を止めるために、繰り返し続けた夏を終わらせる選択肢を取ります。その方法は、今までに経験した夏休みを無に帰してしまう行動でした。未来を得るためには、過去を捨てなければならないのです。

七海为了阻止白羽获得力量,选择了结束这个不断重复的夏天。而这个方法,就是将之前经历过的夏天全部抹去。为了收获未来,必须舍弃过去。

しろはと同様に不思議な力を持っていたしろはの母や祖母は、幾つかの大切な言葉を残していました。

拥有同一种神秘力量的白羽的祖母、母亲和白羽,都留下了几句意味深长的话语。

祖母「所以,我们必须要让自己变得不去依赖那种力量才行」
祖母「只要能去快乐地度过夏天就可以了」

瞳「如果有时间缅怀过去的话,还不如把这份时间用在享受现在上」

白羽「不能被过去……束缚……」


過去を懐かしむな、とは言っていません。でも、過去に縛り付けられて前に進めなくなるのは良くない。小さい時の夏休みが一番楽しかったのは、今と未来しか見ていなかったからじゃないかなって。
過去は未来を縛り付けるものではない。思い出は確かに大事なものだけど、そこに自分の心を閉じ込めてしまうのは良くないんじゃないかなって。

誰よりも少年期の夏の冒険を渇望して最後まで楽しんだ鴎や、明確な最後が決まっている中で一生分の夏を先行して楽しむことに奮闘した紬が良い例です。これらは「今」を全力で生きた行動と言えるのではないでしょうか。

这并非是说,不要怀念过去。但是,被过去所束缚,无法向前迈进,是不好的。觉得「小时候的暑假是最开心的」,是因为小时候只能看到现在和未来吧。

一个很好的例子是,比任何人都渴望着孩童时期的夏日冒险的鸥,一直到最后都在享受着这个夏天;还有,在明确知道自己要在暑假的最后一天离开的紬,为了提前享受一生的夏天而奋斗。这些,都是「全力以赴地活在当下」的行为吧。

结语

密度の濃い夏休みを過ごした彼らに感情移入していると、自分も無駄な時間を過ごさないようにしたいと思ってしまいます。でもそれを行動に起こすのはとても難しい。とりあえず、最低限やりたいと思ったことはなるべくすぐに始めて、行きたいと思った場所にはなるべくすぐに行きたいなって。(それが可能となるフットワークの軽さ、欲しいし維持したいよね…)

「昔は良かったな」しか言わなくなってしまった大人は、もう前に進むことを止めてしまったのかもしれない。思い出す日々はたしかにかけがえのないものだったのかもしれないけど、今現在だって大切な時間を生きているはず。今には今の楽しみがあるし、ないのであれば探したらいい、そう思って生きたいよな…って。そういう意味では、特に考えずに同じことを繰り返すだけの、新しいものに手を出さない生活は続けたくないって思っちゃう。

何度かツイッターでも言ってるけど、今には今の楽しさがあるんですよね。
昔は不味い、何が美味しいのって思っていた食べ物がやたら美味しく感じるようになったり、高校生くらいの頃には何が楽しいのって思っていたことが今は楽しかったり。自由に使えるお金と時間と交友関係が全て増えたからそう思うようになったのかもしれないけど、それだけじゃないはず。

この手のゲームに手を出したこと自体、自分にとっては新しい世界だったんですよね。KEY作品をやってみたいと心のどこか思っていたはずなのに、今まで未プレイのままでした。勧めてくれた彼に多大な感謝、踏み出した自分にも感謝です。在宅が増えたのもノベルゲームに手を出すきっかけの一助となったので、こんなご時世にも感謝……はできるわけないけど、ライブ現地に行きまくりの2年前(2019年)は楽しかったって言い続けるのもいい加減に疲れてきたし、こんな出会いもあったよってことで。ポジティブに。

このゲームは卑怯です。こんな掛け替えのない煌めいた夏休みを沢山見せておいて、それでいて過去に縋るな、前を見て生きてほしいって最終的に訴えかけてくる。許せません。聖地には行くし、アニメ化も待ってます。

和过着过分充实的暑假的主角们共鸣,让我也产生了「不想要再浪费时间」的想法。但是,要将这种想法付诸行动,却是非常困难的。总之,我至少想要尽快开始做想做的事情,尽快去想去的地方。(我真想要拥有并保持这种行动力啊……)

嘴里只剩下「以前可真好啊」的大人,是不是已经停止了前进呢?回忆中的日子确实是无可替代的,但是你所生活的现在,也是一段非常重要的时光。现在有现在的乐趣,如果没有的话,那就去寻找,抱持着这样的想法,生活下去吧……。从这个意义上来说,我不想要再过着「不做任何思考,只是重复着同样的事情,不去尝试新的东西」的生活了。

我在推特上也说过很多次了,现在有现在的乐趣。以前觉得难吃、乏味的食物,现在却觉得非常美味;高中时期觉得无聊的事情,现在却觉得非常有趣。也许是因为拥有了更多的自由支配的金钱和时间,以及更多的朋友,所以才会有这样的想法吧,但是,并非只有这些原因。

对我来说,涉足这类游戏本身就是一个全新的世界。虽然心里一直隐隐地想要尝试一下 KEY 的作品,但是在这次之前,我一直没有玩过。我很感激给我推荐这款游戏的人,也很感激能够迈出这一步的自己。在家时间增多,也是我开始玩这类游戏的一个契机,所以,我也要感谢这样的时代……虽然,这样说不太合适。但是,我已经厌倦了不断重复着「两年前(2019 年)的现场演唱会真的很开心」这句话了,所以,就算是在这种条件下的邂逅,也是一件好事吧。积极一点。

最后,这个游戏很卑鄙……明明让我们看到了这么多无可替代的闪耀的暑假,最后又教导我们「不要依赖过去,要向前看」…… 真是太过分了。我现在想去圣地巡礼,也等待着动画化。

Summer Pockets REFLECTION BLUE

FIN

……最后,还有うみ线的感想。