发布于 ,更新于 

【なる】Summer Pockets REFLECTION BLUE 空门苍线 感想翻译

なる感想系列

紬・美希静久白羽ALKAPocketうみ

原文信息

原文地址 | 作者:なる | 发布时间:2021-04-23

本篇

空門蒼について。
プロローグでは羽依里の歓迎会を提案し、他√では子どもたちや紬から師匠と呼ばれ、好かれている様子が見られました。のみき√では羽依里がのみきの付き添い役になったことに対し、心底嬉しそうな反応を示していました。なんでも一人で抱え込みがちなのみきがそういう、他の人を頼るようなことをした、という微細な変化が嬉しかったのかな、と思います。
とにかく面倒見が良い子、という印象でした。蒼√を読み終えた今では、寝たきりの藍の相手をずっとしているうちにこのような性格に育っていったんじゃないかなって思います。
蒼の声、可愛くてとても好きです。
ていうかこのゲームの声優さんはみんな演技が上手い。
声優さんによって命が吹き込まれるボイスがあってこその臨場感、没入感だと思うので、自分はフルボイスのゲームはセリフを全て飛ばさずに聞く派です。ミリ〇ン〇イブの望月〇奈ちゃんみたいに超絶ゆっくりしゃべる子がいるなら飛ばすかもしれませんが…このゲームにはいませんし。
Summer Pockets、人生において大切な何かを教えてくれるストーリーに加え、声優さんによって命が存分に吹き込まれたこのノベルゲーム、1√たったの1250円ってなんなんでしょうね。あまりにも安すぎる。
もうソシャゲに課金できません(するけど…)。

先谈谈我对空门苍的第一印象吧。

在序章里苍提出了为羽依里举办欢迎会的提议。在其他线(译者注:√ = root = ルート = route)里,孩子们和紬都称呼她为师傅,看起来很受欢迎。在美希线里,她对羽依里成为了美希的陪伴感到发自内心的高兴。我觉得,美希这种总是一个人扛着所有事情的人,变得能够依赖别人,这种微妙的变化,让她很高兴吧。

总之,苍给人的印象是很会照顾人。在读完苍线之后,我想大概是在一直陪伴着卧床不起的蓝的过程中养成了这种性格吧。

苍的声音,很可爱,我很喜欢。但也可以说,这个游戏的声优们都演技很好。我觉得,声优们通过演技赋予角色生命,才能产生这种临场感、沉浸感,所以我是不会跳过全语音的游戏的。如果有像《偶像大师 百万现场》中的望月杏奈这样语速超慢的角色的话,可能会跳过吧……但这个游戏里没有。

Summer Pockets,除了教会我人生中重要的东西的故事之外,还是个由声优们赋予了生命的视觉小说游戏,只要1250日元(译者注:移动版的 Summer Pockets 本体免费下载,但只包含共通线和白羽线;其余线路需要分别付费内购解锁),这是什么东西啊。太便宜了。

我再也不会充钱给手游了(虽然还是会充……)。


OPにおける蒼の言葉「とにかく、私が寝てても"放っておいて"
OPの各ヒロインの言葉からは各√のテーマ性が読み取れる、と思っています。自分は蒼でもう5人目ですし、流石にそろそろプレー前から意識していこうかなと思いました。
なので、ここまで読んできた√の他の子はみんな重要なことを言っているのに、蒼だけ本当にただ道端で眠ってしまう能天気さん…なわけないくらいは予想できていました。
蒼√開始前は、蒼は何か特殊能力持ってそうなイメージを勝手に抱いていました。空門家、名家の匂いがするし、例の青い蝶についてやたら詳しいし。
(ポケ〇ペのイ〇ローみたいな、睡眠がキーとなっている特殊能力者なのでは?と妄想したりしていました)(伝わらない)(世代がばれる)

在 OP 中,苍说的是「总之,就算我在睡觉也不必管啦」。

我觉得,从 OP 中各个女主的台词中可以推测出各个线路的主题。苍已经是我玩的第五条线了,也差不多从开始玩的时候就开始意识到这一点了。

所以,虽然其他线路的女主都在说着意味深长的台词,但苍却只是个在路边睡觉的天然呆 —— 这种事情怎么可能啊!我是这么想的。

在开始苍线之前,我揣测苍应该是有什么特殊能力的。空门家有名门望族的气息,而且她对那只蓝蝶也很了解。

(会不会像某个宝可梦一样,是以睡眠为关键的特殊能力者呢?我这么幻想着)(不会有人懂的吧)(不小心暴露了年龄)


識√では、蒼は人目に付かないように巫女の仕事を全うしていました。あの時も蒼は、「絶対に七影蝶に触るな」と言っていたと思います。
蒼√の最初の方から、蒼は「山の祭りの件には触れないで」というオーラをずっと出していました。ストーリーを読み終えた今思えば、周囲の人に関わってほしくなかったんだろうなっていうのが痛いほどに伝わってきます。双子の姉である藍を傷つけ、それを謝ることができなかった後悔と責任を感じて、蒼は一人で…10年間ずっと一人で頑張ってきたわけです。
このストイックさ、何があっても諦めない精神力、絶対に負けないという気持ち。水泳部の大会で失敗し、荒れて不登校となり両親からも諦められた結果この島に逃げて来た羽依里にとって、蒼の持っているこれらの性分はとても輝かしく、心底惹かれてしまうわけです。
そんな羽依里は、1回七影蝶に捕らわれてあれだけ危険な目にあっても尚、蒼のそばにいる、協力すると言うんですよね。元から羽依里のことが気になっていた蒼は、羽依里のこの言葉で恋に落ちていくわけです。

在识线里,苍为了不被人发现,一直在默默地完成巫女的工作。那时候苍也说过「绝对不要触碰七影蝶」。

从苍线的开始,苍就一直散发着「不要提及山祭的事」的气息。现在看完故事,回想起来,我心痛地感受到了她不想让周围的人牵扯进来。苍作为姐姐,伤害了双胞胎的妹妹蓝,又无法向她道歉,背负着后悔和责任,于是她一个人……10 年来一直一个人努力着

何等坚韧不拔的精神、何等永不言败的决心。对于先前在游泳比赛中失败,变得荒废不学,被父母放弃,前往小岛逃避的羽依里来说,苍所拥有的这些性格,是如此地闪耀,如此深刻地吸引着他

而羽依里,即使遭受了一次被七影蝶囚禁的危险,也依然说要留在苍身边,帮助她。本来就很在意羽依里的苍,因为这句话坠入了爱河。


蒼はそれでも、自分のせいで長い眠りについてしまった藍のことを助けるまでは「(恋愛に)かまけてらんない」と言い続けるのでした。こういうストイックに目標を追い続けられる性格に、羽依里は更に惹かれてしまうわけなのですが。そして、最後の最後のシーンを見るとわかってしまう(後述)のですが、この段階で既に蒼は羽依里のことがかなり好きになっています。
そうやって「好き」の気持ちをずっとずっと奥底にしまい続けた結果、あるきっかけが火種となって爆発してしまうわけで、それが例のシーンとなるわけです。iOS版、審査に引っかからないといいですね。

尽管如此,苍在能够帮助蓝摆脱长眠之前,一直说着「顾不上恋爱」(而没有接受羽依里的感情)。正是她这种隐忍、坚持目标的性格,让羽依里更加地被她吸引。而且,看到尾声就会明白,在这个时候苍已经非常喜欢羽依里了

像这样一直把「喜欢」的感情藏在心底,最终总是会有一个契机,让它爆发出来。这正是高潮的那个场景。虽说,iOS 版本没有因为审查而修改会更好吧。


少年団達はどこまで蒼の事情を知っていたのでしょうか。
蒼は何年もこの夏の期間に七影蝶に触れ続け、藍の記憶を探していました。
蒼が行っていた行動とその理由を全てを知っていたら、彼らは間違いなく協力しているはずです。
空門家が行うことになっている、七影蝶を例の場所へ送り届ける儀式について、蒼は次のように言及していました。
「見る人なんて誰もいないし、島外の人間に見せるものでもないわ」
興味本位で山に来られて七影蝶に捕らわれて事故が起きたら大変ですし、特に意味のない儀式、という風にしておくのが空門家にとっても楽だったのではないでしょうか。
蒼の母は元お役目でしたが、七影蝶は見えない人でした。これにより、蒼は藍についての全てを自分で背負い込むことになってしまうわけです。

少年团对苍的情况了解到什么程度呢? 苍多年来一直在夏天的这个时间段接触七影蝶,寻找着蓝的记忆。如果他们知道了苍的行动和理由,他们肯定会帮助她的。

关于空门家送七影蝶到那个地方的仪式(译者注:指「山中的祭典」),苍提到「没有人来看,也不是要让岛外的人看的东西」。如果有人出于好奇来到山里,被七影蝶囚禁,那就麻烦了。所以,对于空门家来说,把这个仪式当作没有什么特别意义的仪式,是最轻松的做法吧。

苍的母亲也曾是空门家的神职人员,但她看不见七影蝶。因此,苍不得不自己承担起关于蓝的一切。


少年団達は、何かを蒼がずっと抱えていることはわかっていても、プライベートに関わるということで深くは触れないようにしていたのでしょうか。
藍の入院している部屋に入った男の人は父親と先生を除けば羽依里が初、とのことなので、やはり深くは触れない/触れさせないようにしていたのだろうと思います。その話題にあまり触れると蒼が辛そうな顔をするから、という可能性もありそうです。

不过,少年团难道是知道苍一直在承受着什么,但由于这是她的私事,所以没有深入接触吗?

因为除了父亲和老师之外,羽依里是第一个进入小蓝病房的男性,所以我觉得既是他们不想深入接触,也是苍不想让他们深入接触。也有可能是因为,若是谈论这个话题,苍会露出痛苦的表情。


個人的に、のみきの蒼に対する心配そうな表情がとても印象的でした。
本当に小さな頃からの幼馴染ですから、蒼がこの時期に物凄く眠そうにしていること、夜に山で儀式を行っていますが、蒼が背負っているのはそれだけではないことだって気付いていたはずなんです。
蒼√の1つ前に読んだストーリーがのみき√だったの、運が良かったのかもしれません。この2人、お互いにお互いを心配し合ってたんだなって。
本当に、あったかい…。

个人而言,美希对苍的担心的表情给我留下了很深的印象。

因为她们是从小一起长大的青梅竹马,所以美希应该注意到了苍在山中祭祀这一时期总会显得很疲惫,而且她在祭祀的工作中背负的责任并不止于祭祀本身。

我读完了美希线之后就读了苍线,也许是运气好吧。这两个人,互相担心着对方。真的,好温暖……


蒼のキャラソンが流れるシーンが好き。
過去今までの夏休みは、蒼はずっと「一人で」頑張っていました。前述したように、蒼は大切な仲間たちは絶対にこんなことには巻き込みたくなかったはずです。
しかし今年の夏休みは、これまでとは違います。自分の抱えているものを全てを知っていて、それをまっすぐに受け入れ、なお自分のことが好きだと何度も言ってくれる、そんな最愛の相手がそばにずっといるんです。
このシーンは、この夏休みの楽しさ、最大級に幸せな気持ちを存分に詰め込んだ1日を表していると感じました。
メタ的なことを言ってしまうと、「先にここで幸せを見せておいて、この後でどん底展開に突き落とすんだろうな…」といった予感はもうありました。
(流石に5周目ともなればね…うん……)
その後、藍の心肺停止。一命をとりとめるも、思いつめた蒼は一人で山へ七影蝶を探しに行き、許容量を明らかに超えた無茶な接触をしてしまいます。

我很喜欢播放苍的角色歌的那个场景

过去的每一个暑假,苍都是一个人努力着。诚如前述,苍绝对不想把重要的伙伴们卷入这件事中。

但是今年的暑假,和以往不同。知道了自己的一切,却依然坦然接受,还一再地说着喜欢自己,这样的至爱一直在身边

我觉得这个场景,是把这个暑假的快乐、最大程度的幸福感,都塞进了一天里。

不过,从 meta 的角度来说,我已经有了「先在这里展示幸福,然后再把他们推入万劫不复的深渊」的预感了。(因为我已经玩到五周目了嘛……果然……)

之后,蓝的心脏停止了跳动,虽然保住了一条命,但过于担心蓝的苍一个人去山里寻找七影蝶,接触了数量远超过自己承受能力的记忆。


蒼と羽依里は、遂に藍の記憶を持った七影蝶を見つけることができました。
そこで2人は、藍の蒼に対する深い愛情、山の中で蒼に拒絶されてもそれでも姉として最後まで頑張ろうとしていた藍の記憶を見ることになります。
そしてその七影蝶の記憶を藍に戻すことで、藍は目を覚まします。

苍和羽依里终于找到了拥有蓝记忆的七影蝶。

在那里,两人看到了蓝对苍深深的爱 —— 在山里被苍拒绝之后,依然想要作为姐姐(为妹妹寻找七影蝶)而努力到最后的记忆。

然后,通过把七影蝶的记忆还给蓝,蓝醒了过来。


姉妹の再開シーン、蒼の10年間の願いがここで叶ったわけです。
本当に、本当によかった…。蒼、ずっと頑張ってきたんだもんな…。
劇的に感情移入し、涙腺がまずここで壊れました(1回目)。
それと同時に、 ここでもうエンディングを流してくれ、頼む… と願う僕がそこにはいました。
しかし、それを許してくれないのがSummer Pocketsというゲームです。

于是,苍 10 年来的愿望在姐妹重逢的那一刻实现了。

我真的真的很高兴……苍一直都在努力啊……

我被剧情感动得泪流满面(这是第一次)。

与此同时,我也在祈祷着希望这里就播放 ED 吧……

但是,这个名为 Summer Pockets 的游戏没有给我这个机会。


ストーリーを読んでいる間、蒼がいつ長い眠りについてしまうのか、という恐怖はずっとありました。のみき√では蒼は羽依里に対し、七影蝶に囚われて夢から覚めない可能性があることをとても心配してくれ、その夢からの脱出の手立ても教えてくれました。蒼本人がそんなレベルではない無茶をずっと繰り返しているのはどう見ても明らかだった上に、鏡子さんが見せてくれた古文書には「七影蝶に触れるのは禁忌」と記載されていました。
読者視点だと、本当にいつその時が来てしまうのか、恐くて仕方がなかったのです。
蒼「今日は、なんだか体の調子が良いのよ」
この言葉も素直に喜んでいいのかどうかずっと悩みながら読んでいました。

在读故事的过程中,我一直很害怕苍不知何时会陷入长眠。在美希线里,苍非常担心羽依里有可能被七影蝶囚禁在梦中,还教给了他通过观察来逃离梦境的方法。苍却一直在重复着未及这个程度的鲁莽行为,而且在镜子给她看的古文书上,也写着「禁止触碰七影蝶」。

从读者的角度来看,我真的很害怕那一天什么时候就会到来。

苍「今天不知怎么的,身体感觉很好呢」

我读到这句话的时候,一直在纠结着,到底是应该坦然地高兴,还是应该担心。


藍が目覚めた日から一週間に渡る睡眠の後、蒼は目を覚まします。
長く眠りについていた蒼は、自由に体を動かすことができません。
目覚めた蒼の願いは、羽依里の背中に乗って島を回りつつ、迷い橘まで行って蒼の体から零れていく七影蝶を返してあげる、というものでした。
この夏の思い出を振り返りながら、思い出の地を巡っていく2人。
蒼は、これから本当に深い眠りに入ってしまいます。そしておそらく、いや、間違いなく、そこから二度と目を覚ますことはない
それがわかっているのに、蒼は最愛である羽依里を追い詰めて悲しませないように、最後まで笑顔を見せるのでした。

蓝醒来后,经过一周的睡眠,苍也醒了过来。由于长时间的睡眠,苍无法自由地活动身体。苍醒来后的愿望是,骑在羽依里的背上,绕着岛一圈,然后去迷途橘那里,引导从苍身上飘落的七影蝶回到它们的归处

两人一边回顾着这个夏天的回忆,一边游历着回忆中的地方。

苍将会陷入长眠。然后,很可能,不,肯定,她将再也不会醒来。明明知道这一点的苍还是一直露出笑容,不想让至爱的羽依里为自己而悲伤。


「ねえ……羽依里……」
「この夏、楽しかったね」
「羽依里は……この夏、楽しかった…?」

そんな蒼が紡ぐ言葉に、なすすべもなく涙腺が決壊しました(2回目)。
「この夏」はもう二度と来ないんです。次の夏は1年経てばやってきますが、この夏はもう何があっても戻ってくることはありません。島に来て蒼と出会い、その眩しさに恋愛感情を抱き、二人で一緒に蒼の抱える困難の解決に奮闘した、そんな夏はもう、二度と、来ない。
迷い橘に着くと、蒼の体から無数の七影蝶が放出されていきます。
本当にもう、どれだけ頑張っていたんだよ
羽依里は、蒼の記憶の七影蝶が返らないように、必死に掴もうとします。
羽依里の指先がその七影蝶に触れると、「蒼目線」でのこの夏休みの甘酸っぱい思い出が次々に羽依里の脳内に入ってくるのでした。
蒼は、羽依里のことをずっとずっと意識していました。この夏が蒼にとってどれだけ幸せだったんだろうってのが存分に伝わってきます。こんな幸せな夏休み、今までじゃありえなかったんだろうなって…

「呐……羽依里……」
「这个夏天,真的很开心呢」
「羽依里在……这个夏天里,开心吗……?」

面对苍的这些话,我再也无法控制住自己的眼泪了(这是第二次)。

「这个夏天」再也不会来了。下一个夏天一年后还会到来,但是这个夏天,无论如何都不会再回来了。羽依里来到小岛,遇到了苍,对如此耀眼的她产生了恋爱之情,两人一起努力解决苍所面临的困难,这样的夏天,再也不会来了。

当他们到达迷途橘时,无数的七影蝶从苍的身体中飘落了出来。她到底付出了多少努力啊……

羽依里为了不让属于苍的记忆的七影蝶飘走,拼命地抓住它。羽依里的指尖触碰到七影蝶时,这个夏天的甜蜜回忆就以苍的视角一个接一个地涌入羽依里的脑海。

从苍的视角来看,她一直一直都在意着羽依里。这个夏天对苍来说有多么幸福,就这样完完整整地传达给了我。这样幸福的暑假,以前是不可能有的吧……


「羽依里…羽依里……はいり…」
「ずっと…………大好き…」

最後の最後に大放出された蒼の羽依里への想いは、僕の涙腺にダメ押しの如く大ダメージを与えるのでした(3回目)
永遠でないことが美しさを引き立てるだとか、終わりのないものなんてないだとか、そんな戯言はもういいから、どうか蒼と羽依里をずっと一緒にいさせてあげてください。 そんなこれまでに自分が書いてきた感想記事を全て覆すようなことを願ってしまう自分がいました。

「羽依里……羽依里……羽依里……」
「我会一直……喜欢你的……」

在最后的最后,苍对羽依里的思念,在我已经泪流满面的情况下,又追击了我的泪腺(这是第三次)。

不要再胡说什么「无法永恒才显得美丽」「天下没有不散的宴席」了,拜托了,请让苍和羽依里永远在一起吧。 —— 这样的想法,让我不禁想要把之前写的所有感想都推翻重写。


この夏休みが終わった後、寝たきりの蒼と話すため、そして来年の夏には蒼の記憶の七影蝶を探し、いつか蒼に目を覚ましてもらうために頑張ろうと目を輝かせ、毎日を懸命に生きるようになった羽依里。
誰よりも頑張り屋で、何があっても諦めない、強い信念を持った少女との出会い。それは羽依里のその後の生き方を大きく変えることになりました。

这个暑假结束后,为了和长期卧床不起的苍说话,为了在明年夏天找到携带苍的记忆的七影蝶,为了有一天能让苍醒来,羽依里开始努力地活着,每天都充满活力。

这个夏天里与一个比任何人都要努力,无论发生什么都不会放弃,拥有强烈信念的少女的相遇,彻底地改变了羽依里之后的生活方式。


こんなストーリーを叩きつけられたら、漫然と生きるよりも何かに向かって強い信念を持って生きる方が幸せなのかなって思わせられてしまいます。自分で書いていて自分で辛くなってくるんですけどね。
(蒼√に限った話ではないですが)密度の濃い夏休みを過ごした羽依里と各ヒロインに対してはどうしても羨ましく、自分には到底届かない何かを感じてしまうわけです。
1度の夏休み、人生全体に占める時間としてはそれは決して長いものではないのかもしれないですが、そこで彩られた経験はその先の人生に確実に影響を与えますし、ちゃんと意味があるんです。大有りです。

这样的故事,让我觉得,与其漫无目的地活着,不如拥有强烈的信念,为了某件事而努力地活着,会更幸福吧。写着写着,我自己也不禁感到了悲伤。

不仅仅是苍线,羽依里和各个女主度过的这个夏天,都很充实,让我不禁羡慕,而且感觉自己永远也达不到这样的境界。

一个暑假,作为人生的一部分,也许并不算长,但暑假的经历一定会影响你之后的人生,这是有意义的。再重要不过了。


このノベルゲームもただ漫然とプレーして終わるのではなく、そこで発生した感情を記事として形に残すことで、この期間は自分はこういうことに全力だったんだよって振り返りたい気持ちが自分の中にはあるのかもしれません。その前に、自分の中の感情の整理という意味合いが一番強いですけど。文字にしないとわからないことが沢山あるんですよ。何をどうしてどうだったからそのような気持ちに至ったのか、頭で考えてわからなくても文字にしていったらわかることがよくあります。数学の問題も、頭で考えて処理方法が思いつかなくてもとにかく手を動かしていたら解法に至っていたりしますし、似たようなものかもしれません。とにかく、ただ良かっただとか感動しただとかだけで終わらせたくない。
そろそろどの√が一番好きかを考え始めようかなと思っていますが、どの√にも別々の良さがありますし、すぐには判断できません…。それぞれの√の良さを簡潔に纏めた記事なんかもそのうち書きたいですね。
名場面集とか、名言集とか。そのうち聖地巡礼できたらその日記なんかも。

玩 Summer Pockets 这个游戏,我不仅仅是随便玩完就算了,我还想把这段时间里产生的感情,以文章的形式记录下来,这样我就可以回顾到,我在这段时间里尽心尽力地做了什么。

不过,最主要的还是梳理我内心的感受。很多事情,如果不写成文字,我是无法理解的。但即使我在脑海中想不明白我做了什么、为什么会有这样的感受,把它们写下来之后,我就能理解了。数学题也是一样,如果我在脑海中想不明白解题方法,只要动手写下来,解法就会自然而然地出现。这两者或许是类似的吧。

总之,我不想玩过这个游戏之后,只是说「好棒啊」「好感动啊」就算了。

我觉得我差不多该开始考虑哪个线路是我最喜欢的了,但是每个线路都有各自的优点,我还不能马上做出判断……我想把每个线路的优点简洁地总结出来,写成文章。

顺便,还有名场面集、名言集。如果有机会的话,我还想去圣地巡礼,然后写游记。


杂谈

物件

人と人とを結ぶ、想いの込められたアイテムがこの作品には幾つか存在しているように思います。
紬√であれば青いリボン。識√であればハマグリのストラップ。鴎√であればスーツケース。
蒼√のキーアイテムは 「トンボ玉」 というアクセサリーでしょう。
蒼と藍が持っているそれは、お互いに相手が作成したものです。
10年前、藍は山の中で七影蝶を探す蒼を追いかけ、蒼を見つけるも蒼には振り切られてしまいます。その後、藍は座り込んで泣く蒼の元に再び現れ、蒼を迷い橘まで導いてあげました。
しかし、ここで現れた藍は果たして本物の藍だったのかどうか疑問です。というのも、この後藍は崖から落ちて意識を失っているのを村人に発見されるからです。その道中で蒼が落とした髪飾りを拾ったのでしょうか、落ちた先でも藍はその髪飾りを握りしめていました。
蒼の前に2回目に現れた藍は、髪飾りに願って蒼のことを心配した結果生まれた幻影だったのではないかと思います。識√で羽依里がハマグリのストラップに願って識のいる過去に飛んだように。

在 Summer Pockets 中,有一些物件寄托着人与人之间的羁绊。

在紬线中,是蓝色缎带。在识线中,是文蛤吊坠。在鸥线中,是行李箱。

在苍线中,是 「蜻蜓玉」 这个饰品。

苍和蓝所佩戴的蜻蜓玉,是彼此为对方制作的。

10 年前,蓝追随苍来到山里寻找七影蝶,虽然找到了苍,但却被苍拒绝了。之后,蓝再次出现在苍面前,带领苍来到了迷途橘。

但是,此处出现的蓝,未必是真正的蓝。因为在这之后,村民们发现蓝掉下了悬崖,失去了意识;但可能是因为在路上捡到了苍掉落的发饰,她在掉下去之后,仍然紧紧地攥着那个发饰。

我推测,第二次出现在苍面前的蓝,是蓝过于担心苍,对发饰许愿而产生的幻影。

就像羽依里在识线中,对文蛤吊坠许愿,然后飞到了识所在的过去一样。

大紬和灯塔守卫

羽依里が見た、七影蝶から流れ出した記憶です。
おまけの欄に書いておいてなんですが、蒼√のストーリー全体で見てもかなり上位に位置するレベルで自分が心を痛めてしまった場面です。

羽依里所看到的,从七影蝶身上流出的记忆。

虽然我把这一部分写在杂谈里,但放眼苍线的整个故事,这个场景也是令我最为痛心的场景之一。

(このスクショを探して貼るだけでもだいぶ辛くなっています)
(しかもこの道中で、一瞬だけ灯台の映像が映るんですよね)
(もはやホラーだと思います)(深夜に感想記事書くのやめたい)
僕がこのゲームを開始して最初に読んだストーリーが紬√でした。
かつての時代に生きた紬(ツムギ)は、灯台守の男と駆け落ちしてこの島を出ていくか、それともこのまま島にいて温かい人たちと暮らすかで迷い続けました。その迷いの感情は紬(ツムギ)を神隠しにあわせてしまいます。
灯台守の男は、駆け落ちを約束した当時の紬(ツムギ)と会うことができず、未練を残したまま戦死した、とここで発覚するわけです。
紬(ツムギ)のいた時代がいつ頃なのかはかつても考察しようとしていましたが、この「戦死」がかなりヒントになりそうです。
このゲーム、最低でも全員2周はしなきゃな…

(译者注:原文中,大紬以「ツムギ」称呼,玩偶紬以「紬」称呼。)

(光是找到这个截图就很让我难受了)(在寻找的过程中,有那么一瞬间,屏幕上出现了灯塔的画面)(我觉得这已经是恐怖游戏了)(我想我应该不会再在深夜写感想了)

我开始玩 Summer Pockets 的时候,读到的第一个故事就是紬线。

生活在过去时代的大紬,在「和灯塔守卫私奔离开这座岛,还是留在岛上和温暖的人们一起生活」这个问题上,一直犹豫不决,最终导致了她被神隐。

而我现在才得知,那个灯塔守卫没能实现与当时的大紬的私奔约定,带着留恋战死沙场。

关于大紬生活的时代到底是什么时候,我之前也想过。现在有了「战死」这个线索,给了我很大的提示。

这个游戏,最起码要全线二周目才行啊……

炒饭

藍の件で思いつめた蒼が一人で山へ七影蝶を探しに行き、許容量を明らかに超えた無茶な接触をしていた際に見た、七影蝶から流れ出した記憶です。

过于担心蓝的苍一个人去山里寻找七影蝶,接触了数量远超过自己承受能力的记忆。这其中之一,就是关于炒饭的记忆。

「炒饭的关键在于火候和时间」

このゲームでチャーハンって言ったらあの子しか出てきません。
ところで、この√からそんなうみちゃんの喋り方が変わってしまいました。
タイトル画面からいなくなったこととリンクしているとは思うのですが…。
チャーハン作るの下手になってるし。い〇ご100%を突然評価し始めたし。ぼくは西野つ◯さちゃん派です。
ともかく、この母親に会いたいと縋る子(メイド?)の様子も何かのフラグの可能性もあるってことで頭の片隅に入れておくことにします。

在这座岛上,说起炒饭,就只有うみ这个孩子了吧。

不过从这条线路开始(译者注:苍线是笔者的五周目),她的说话方式就变了。我猜这也和她从标题画面消失有关……

うみ做的炒饭越来越难吃了。她还突然开始评价「草莓100%」了。顺便一提,我是西野司党。

总之,我觉得有必要注意到这一点,因为うみ这个孩子(女仆?)想要见到自己母亲的强烈愿望,可能是个 flag。

白羽和苍

しろはの出番は少なかったですが、しろはが蒼のことを気にかけている様子は十分に伝わってきました。あったかい。巫女仲間的な意識はあるのでしょうか。
どうせしろはも後半でとんでもない何かを抱え込むんだろうし…(諦め)

海の方の儀式(夏鳥の儀)の巫女さん役は他√では全てしろはだったが、蒼√の最初ではまだ決まっていないという描写がありました。これについて、しろは√をやれば何かわかるのでしょうか。

在苍线中,白羽虽然出场次数很少,但还是能感受到她对苍的关心。很暖心。这是出于她们都是巫女而产生的意识吗?

反正白羽后半部分肯定会遇到什么不得了的事情……(放弃思考)

关于夏鸟之仪式:在其他线路中,这个仪式的巫女都是白羽,但在苍线的开头提到,这个仪式的巫女还没有确定。如果玩白羽线的话,或许就能了解这件事了吧。

そろそろ終わりとします。少し長く書いてしまいました。
相変わらず「夏休み」という言葉の響きに弱すぎるということを再確認した蒼√でした。
ところで、社会人にとっての実質的な「夏休み」(強制的な有給休暇を含み、11連休)が丸々緊急事態宣言とやらに覆われて何もできなくなりそうなんですが、本当なんなんでしょうね。
どこでもいいから旅行に行きたいんだけどな…

差不多到此为止吧。写得有点长。

苍线让我再次确认了,我对「暑假」这个词实在没有什么感想。

话说回来,对于社会人来说,实质上的「暑假」(包括强制性的带薪休假和 11 连休),在 2021 年,因为疫情下的紧急事态宣言,什么都做不了了。

真想出去旅行啊……随便哪里都行……


二周目感想

原文信息

原文地址 | 作者:なる | 发布时间:2021-08-03


んでもやっぱり全部知ってると1周目の時みたいにグシャグシャにはなれない

又哭了。不过,因为我已经知道了全部的剧情,所以不像一周目那样哭得稀里哗啦的了。


羽依里の境遇を完全にわかってるせいなのか、本土に戻った後に蒼を活力として頑張ろうと奮起する姿にグッと来た

也许是因为我完全理解了羽依里的处境,看到他回到本土后,为了苍而努力地活着的精神让我很是感动。


山の祭り
「ない方が良いわよ あんなの」
「島外の人間にはまったく関係の無いこと」
島の内外を区別するような発言(普段なら絶対にしない…)をしてまで自分の事情に巻き込まないように深く気をつけてくれている

关于 山中的祭典,苍说「还是不要去的好」「那种事情,和岛外的人完全没有关系」。

她非常担心不是岛民的羽依里会被卷入这件事中,所以才会作出区分岛民与非岛民的言论(平时她是绝对不会这么说的……)。


藍が眠ってしまった:自分の記憶の蝶を何処かに飛ばしてしまった←??

  • 藍が蒼の元へ飛んだこと(蒼藍幼少期)
  • 羽依里が識の元(150年前)へ飛んだこと
  • 瞳(しろは母)がしろはの元(10年後)へ飛んだこと

これら、全部白羽の伝承?なのかな
「"他の全てを失いながら"愛する人に会いに行くお話」だよね
藍は、それの代償として眠った…?
「禁忌を犯した人は、やがて覚めない眠りに囚われる」
この「禁忌」は七影蝶に触れてしまうこと、のはずだけど
どうしても白羽の伝承との関係性を考えちゃうのよね

蓝睡着了,承载着她记忆的七影蝶飞向了何处呢?

  • 在童年时期,对蜻蜓玉许愿的蓝飞到了苍的身边
  • 对文蛤吊坠许愿的羽依里飞到了身处 150 年前的识的身边
  • 瞳(白羽的母亲)飞到了身处 10 年后的白羽的身边

……这些,都属于「白色羽毛的传说」,「失去一切,只为了见到所爱之人」的故事吧。

镜子提到「人们在触犯禁忌以后,很快就会被囚禁在无法醒来的沉睡之中」。

由于这个「禁忌」就是指触碰七影蝶,所以我不禁联想到了白羽的传说。


藍の心臓がこのタイミングで止まったのって何かのフラグの結果だったりしない?
蒼と羽依里が恋仲となり、今までとは違う夏を楽しむ蒼の姿を感じ取って、安心してこの世を去ろうとしていた…とか
考えすぎ?流石に話の都合上ってだけか
単に、この幸せな時間は永遠じゃ無いってことを示唆したかっただけ?

蓝的心脏恰好在这个时候停止跳动,这是某个 flag 的结果吗?

比如说,因为苍和羽依里成为了恋人,蓝感受到了苍享受着和以往不同的夏天,所以打算安心地离开这个世界……之类的。

虽然也有可能是我想太多了,这件事只是想暗示「这样幸福的时光是不会永远持续下去的」而已。