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【なる】Summer Pockets REFLECTION BLUE ALKA线 感想翻译

なる感想系列

紬・美希静久白羽ALKAPocketうみ

原文信息

原文地址 | 作者:なる | 发布时间:2021-05-14

注意

在撰写本文时,笔者已经按照「紬→识→鸥→美希→苍→静久→白羽→ALKA→Pocket→うみ」的顺序读完了所有线路。

本文包含了对之前所有线路的大量剧透,除非您已经读完了 Summer Pockets 的主线,否则请不要阅读本文。

全部读完之后,我觉得「其他→白羽→ALKA&Pocket→うみ」的顺序是最合理的。如果非要说的话,识线可能更适合放在稍后一点的位置。如果在前半就先读了白羽线和うみ线的话,我觉得会有很多地方搞不明白,永远都会有一种模糊的感觉。不过这样也没什么不好的吧。

しろは√が終了し、「感動3割/腑に落ちない7割」 といった気持ちのまま突入することになったALKA√。夜の海中で溺れ苦しむ羽依里としろはを助けた光の正体もわからなければ、うみがどうして祭りの日に迷い橘にいた(+鏡子さんは「うみちゃんは祭りの日に本土へ帰った」と言っている)のかもわかりません。そもそもうみは途中(ストーリー4人目以前/5人目以降)で羽依里に対する話し方が変わってしまいましたし、このまま終わるわけがないのはどう見ても明らかでした。

完成白羽线后,我带着三分感动与七分不解的心情进入了 ALKA 线。

我不知道在夏鸟之仪式上,救了羽依里他们的一道蓝光究竟是什么,也不明白为什么羽未会在那天来到迷途橘,然后 —— 根据镜子的话 —— 又坐船回了本土。

而且,在完成四周目前后(译者注:还有在完成六周目前后),羽未对羽依里的态度也发生了变化。

如此多的谜团,让我觉得,这个故事不可能就这样草草收场。


故事的原点

この√を進めていくと、うみはこの夏休みを何周も繰り返していること、そして彼女は未来の羽依里としろはの間に生まれた娘であることがわかります。しろははうみが産まれるのと同時に亡くなってしまい、しろはを失った絶望なのか、羽依里は娘であるうみの相手をあまりしてくれない。寂しさを感じたうみは、羽依里がしろはの十三回忌のために鳥白島に行った後をこっそり追うのでした(ここでうみが12歳なんだとわかる)。うみが持っている母親(しろは)の唯一の手掛かりである写真が見つかれば父親(羽依里)に捨てられてしまう。そんな恐怖を感じたうみは山へ逃げ、崖から落ちてしまいます。そこで 「おかーさんに会いたい。おかーさんとおとーさんと3人で楽しい夏休みを過ごしたい」 と願い続けたうみは、現れた七影蝶に触れ、羽依里がしろはと出会う夏休みの時代までタイムリープしてしまうのでした。

在 ALKA 线中,我们得知羽未的这个暑假已经重复了很多次,而且她是羽依里和白羽未来的女儿。白羽在羽未出生的同时难产去世了。也许是因为丧妻之痛,羽依里并不怎么关照自己的女儿。

羽依里为了参加白羽的十三回忌,去了鸟白岛,感到寂寞的羽未偷偷跟了过去 —— 由此可以推知羽未是12岁。羽未找到了唯一留存的一张母亲白羽的照片,但是害怕被父亲羽依里发现并扔掉,逃到了山里,却不慎从悬崖上摔落。在此濒危之际,羽未一直祈祷着 「想见妈妈,想和妈妈和爸爸一起度过快乐的暑假」,于是她触碰到了七影蝶,穿越到了羽依里和白羽相遇的那个暑假。

(译者注:实际为 11 岁。因为羽未的生日是 9 月 1 日,而暑假在 8 月 31 日结束,所以我们永远无法在游戏中看到羽未的 12 岁生日。)


未来の羽依里は、(ある1枚を除いて)しろはの写っている写真を全て処分していました。それに加えて、うみへの対応を避けているように見えます。しろはの顔を見るのも辛い羽依里は、うみの顔を見るとその母親であるしろはのことをどうしても思い出してしまったのではないでしょうか。
しろはとうみの笑った時の表情、本当にそっくりですから…
(以下スクショの上2枚はしろは√、下2枚はうみ√から引用しています)

除了那一张照片之外,未来的羽依里已经扔掉了所有白羽的照片。而且他似乎一直避免与羽未交谈。这是因为,他既然舍得扔掉了白羽的照片,说明他只要看到白羽的容貌就非常痛苦;与此同时,羽未的脸总是让他回想起白羽

以上两张是白羽线中白羽的笑容,以下两张是うみ线中羽未的笑容。真的是一模一样呢……


母女的相遇

母親の存在に恋焦がれて眠りながら涙を浮かべるうみの様子を見た羽依里は、母親の代わりとなる人物を探すことになります。その相手は、最終的にしろはに決まるのでした。幼い頃に両親を亡くし、2人に会いたくて未来に行きたいとさえ願ったことのあるしろはは、おかーさんに会いたいと願ううみの気持ちが痛いほどにわかったのでしょう。

看到羽未因极度渴恋母亲而在睡梦中流泪的样子,羽依里决定要找一个能够临时担任羽未母亲的人,而这个人最终决定就是白羽了。

自幼失去父母,无比怀念他们,甚至曾经希望能够去未来见他们的白羽,能切身体会到羽未渴望见到妈妈的心情。


どうして羽依里がそこまでしてうみの願いを叶えたいと思ったかといえば、うみ本人の言葉が羽依里にもそのまま突き刺さったからでしょう。
「……もう……にげたくない……」
うみはまず、自分に構ってくれない父親から逃げました。そして、行く先々での夏休みに会った人たち、自分に親切にしてくれた人たちからも実質逃げてしまいました。その夏の中には、自分を本当の娘のように大切にし、危ないことをしていたら止めてくれた、悪いことをした時には叱ってくれた羽依里との別れもありました。あの夏は、うみにとって「こんな未来もあるかもしれない」と大きな勇気と希望と与えてくれたのではないでしょうか。
うみは「みんなに謝りたい」と言います。何回もこの夏休みを繰り返す行為は、過去に自分に親切にしてくれた人たちに対する裏切りのようなものだと考えているのでしょうか。
自分より一回り小さく幼い少女の 「もう逃げたくない」 という言葉は、自らに降りかかる現実(身を捧げてきた部活への復帰困難/高校停学/父親からの拒絶)から逃げてこの島に来た羽依里にそのまま突き刺さります。

要说羽依里为何如此强烈地想要实现羽未的愿望,那是因为羽未的话深深地触动了他。

羽未「……已经……不想再逃避了……」

羽未首先逃避了不关心自己的父亲。然后,她又逃避了在暑假里遇到的各色各样的人们,逃避了对自己友好的人们。但在某个夏天(うみ线)里,羽未不得不告别那个像对待真正的女儿一样地关心自己,阻止自己做危险的事,批评自己做错的事的羽依里。那个夏天,给了羽未极大的勇气和希望,让她觉得 「也许还存在着这样的未来」

而今,比自己小一圈的少女说出「已经不想再逃避了」这句话,对于为了逃避「放弃了游泳部、被学校停学、被父亲否定」等种种现实而来到这个岛上的羽依里来说,犹如一记重拳直击内心。


三人的暑假

人見知りを発動し合うしろはとうみの距離を縮めるために羽依里はある提案をします。それはうみにこの夏休みの日記を書いてもらうことでした。未来のことを書けば、それが本当のことになる、そんな魔法の絵日記。そんな存在をうみはともかく、しろはも信じてしまうのが可愛い。この2人、仮初めではなく本当に母娘の親子なんだよな…って。

白羽和羽未都很怕生。为了缩短她们之间的距离,羽依里提议让羽未写下这个暑假的日记。这不是普通的日记,而是只要写下未来的事就会实现的魔法日记。而羽未和白羽都相信了魔法的存在,真是可爱。这两个人,并非临时扮演母女,而是真正的母女啊……

うみの書いた絵日記には、折り紙を母親に教わって作る様子が描かれていました。手先が器用かつ幼い頃から一人の時間が長かったしろはは、折り紙を折るのも上手でした。うみの横に寄り添って優しく折り方を教えるしろはの表情は本当に優しさに満ちたもので、この2人が本当の母娘だと判明した後に見返すとそれだけで涙腺がちょっと危なくなってしまいます。

羽未的魔法日记中描绘到,8 月 2 日,妈妈教她折纸的场景。心灵手巧又从小经常独处的白羽很擅长折纸。白羽温柔地坐在羽未身边,教她折纸的样子,满满的都是温柔。在知道这两个人是真正的母女之后,再看到这幅画面,眼泪都要掉下来了。

いや、本当はこのシーンをサムネイルに置きたかったんですよ。この√で一番好きな場面と言っても過言ではないですし。でも流石にネタバレが過ぎるしダメだよね。緊張気味だったしろはの表情がどんどん穏やかに優しさ溢れるものになっていく様子は、本当に尊すぎる…。
うみはどんどんしろはに懐いていきます。うみの気を引くことに成功したしろはは、羽依里に対して勝ち誇ったような笑みを見せてくるのでした。
魚釣りで羽依里が大きな魚を釣る度に悔しそうな顔を見せていましたし、実のところしろははかなり負けず嫌いなんですよね。そんなところも可愛い。

这是我在 ALKA 线中最喜欢的场景。我真的好想把这幅画面作为文章的缩略图,但是出于剧透考虑,还是算了吧。白羽紧张的表情逐渐变得温柔起来,真的太可爱了……

羽未渐渐和白羽亲近起来。白羽成功地吸引了羽未的注意,还得意地向羽依里露出了胜利的笑容

钓鱼时,每当羽依里钓到大鱼,白羽都会露出不甘心的表情 —— 其实她是很好胜的。这一点也很可爱。

羽依里としろはのバトルはそのまま止まりません。羽依里は指で弾くと飛んでいくカエルや投げて飛ばせる手裏剣を作って対抗してきますし、しろはは騙し船でうみの注目を引き寄せようとしてきます。そして最終的には紙飛行機を作成し合い、その飛距離を競い出すのでした。
指で弾いて飛ぶカエル、手裏剣、騙し船、紙飛行機。全てが全て懐かしい。
世代直撃なのかな…いや、そもそも変わらないのかな、折り紙の定番って。
そんな感傷に浸りつつ、しろはが羽依里に対して感情をむき出しにしてくる様子、とんでもなく可愛いな…と思いつつ。最後に3人で仲良く紙飛行機を飛ばしてこの日は終わるのでした。

羽依里和白羽的对决还在继续。羽依里用纸做出了用手指一弹就能飞的青蛙和手里剑,白羽则用骗人船吸引到了羽未的注意。最后,他们开始制作纸飞机,比谁能飞得远。

青蛙、手里剑、骗人船、纸飞机。这一切都令人无比怀念。这是瞄准了我们这一代人的回忆吗?(不过,这些经典的折纸游戏,应该是从来没有变过的吧。)沉浸在追忆童年的感伤中,我看着白羽展露出对羽依里的感情,可爱得不得了。最后,三个人一起放飞了纸飞机,这一天就这样结束了。

次の日の日記には絵本を母親に読んでもらううみの様子が書いてありました。絵本なんてこの島には売ってないし、どうしようと悩む羽依里に対し、偶然居合わせた鴎は「羽依里が作ってしまえばいい」と提案するのでした。
うみからどんな内容の絵本なのかを聞き出しつつ、鴎に絵を描いてもらいながら羽依里は物語を綴っていきます。
ここで「どうして鴎はここまで絵本に対しての造詣が深いんだろう?」と一瞬考えましたが、鴎の母親は人気のある児童小説家だったことを思い出して納得しました。そもそも鴎√の冒険の題材は鴎母が書いた小説であり、その内容は鴎本人が考えたものでしたから。

第二天(8 月 3 日)的日记里,羽未描绘了妈妈给她读绘本的场景。正当羽依里为这座岛上没有绘本卖发愁时,偶然路过的鸥提议「干脆由羽依里来亲手制作一本」。

羽依里一边问羽未想要看什么样的绘本,一边让鸥帮忙画画,画完之后由他写故事。

鸥为什么对绘本的造诣这么深呢? 回想起 鸥的母亲是人气儿童小说家就能明白。毕竟鸥线的冒险故事取自她母亲的小说,而这个故事也是鸥自己想象出来的。

その2日後には、数人で蝶を掴まえにいくことになります。蝶と言えば父親が蝶の研究者であり、本人も昔から経験のある蒼の出番ということで、蒼がうみに対して丁寧に掴まえ方を教えてくれるのでした。
ALKA√、今までの総復習って感じでオールスターに活躍の出番があるの、ここまでゲームを進めたご褒美っぽくて嬉しくなってしまいます。
しろはがうみの母親役を引き受けたことに対し、蒼は心底嬉しそうな反応を見せます。例の事件以降、他の人から遠ざかるようになってしまったしろはが誰かと一緒にいて、誰かのために行動を起こしたことがとても嬉しいみたいです。蒼√の感想でも書きましたが、この子は本当に面倒見がいいんですよね。蒼だって抱えているものがあるのに…。
そして、羽依里に対するしろはの負けず嫌いが本当に可愛い(n回目)。

两天后(8 月 5 日),大家一起去捉蝴蝶。说到蝴蝶,苍的父亲是蝴蝶学者,而且苍自己从前也有过捉蝴蝶的经历,所以蝴蝶专家肯定是非苍莫属了。苍很细心地教羽未如何捉蝴蝶。

ALKA 线,就好比是对之前所有线路的总复习,每个人都有机会活跃,给人以一种通关奖励的感觉,我很开心。

苍对于白羽接受「羽未的母亲」这一角色由衷地喜悦。自从 4 年前的那件事之后,白羽就开始疏远他人。因此,现在的白羽能够和别人在一起,为了别人而行动,对苍来说是值得高兴的事情。我在苍线的感想里也提到过,这个孩子真的很会照顾人。虽然她也有自己的烦恼……

而且,白羽在羽依里面前展露出胜负欲的样子真的很可爱(我已经是第 n 次这么说了)。

今度は少年団のみんなでかくれんぼをすることになりました。しろはが鬼をすることになると、しろはは少年団の仲間たちの特徴を生かして次々に皆を見つけていきます。他の子たちと比べるとしろはは彼らと絡まないイメージがありましたが、しろはもずっと昔からこの島で一緒に過ごしてきた同世代の仲間なんだなって伝わってきてほっこりしてしまいます。
そしてこのしろはとうみの屈託のない笑顔、永遠に守ってあげたいなと思ってしまいます。本当にもう、柔らかくなってしまって…。
(感想を書いている段階だから言えることですが)うみはここにたどり着くまでにどれだけの夏を過ごしてきたんだって話ですよ。おかーさんの膝枕で心地よく心底幸せそうな顔をして寝ている姿を見たら、本当に良かったな…って。本当に、ずっとこのままでいさせてほしいよね…。

8 月 8 日,少年团的成员们一起玩鬼捉人。白羽当鬼的时候,她利用每个人的特点,一个接一个地找到了大家。我之前觉得白羽相较于其他人,不太擅长和他人交流;但是这一次,我切实地感受到了白羽和这些同龄人一起在这座岛上度过了很多年这一事实,十分温馨。

然后,我真的好想永远守护白羽和羽未无忧无虑的笑容。软得我的心都要化了……

羽未来到这个夏天之前,究竟经历了多少个夏天呢?(虽然我在写感想的时候才意识到这个问题)看到她在妈妈的膝枕上睡着了,一脸幸福的样子,我不能再开心了……真的,希望能一直这样下去……

次の日記にはうみがウォータースライダーと流れるプールで遊んでいる絵が描いてありました。流石にこの島じゃ無理だし、本州に行くのかな…なんて想像してしまいましたが、そんなことはなかったです。というかこのゲーム、絶対に島の外に出ないですよね(鴎√で他の島に行ったけど、それだけのはず)(※追記:1周目では気づきませんでしたが、しろは√で上手くやれば2人で岡山へ行きクレープを食べるエピソードが発生します)。岡山県の宇野まで高速船で15分/300円なのに(現実にある聖地の2021年での話なので、サマポケ世界線上で同じかどうかはわかりません)。島という限られた(娯楽/人間関係/etc)場所だからこそ展開されるストーリーなので、範囲を広げちゃ意味がないってことなのでしょうね。
少年団達に加え、加勢に来てくれた紬と静久も合わせて、みんなで小学校のプールにウォータースライダーを作り上げます。

在 8 月 11 日的日记中,羽未描绘了自己在水上滑梯和流水泳池中嬉戏的画面。鸟白岛毕竟没有这样的设施,是不是要去本州玩呢……并非如此。

羽依里在本篇中从来没有离开这座岛吧。(鸥线中去了其他小岛,但那应该是特例)※补充:在白羽线中,如果白羽的特制料理卖出了 5 万日元,两人就会坐船去冈山吃可丽饼约会)。在现实中,从直岛坐到冈山县的宇野,只需要花 15 分钟和 300 日元。不过这是 2021 年的现实世界,不知道在 Summer Pockets 的世界线上是否也是这样。

正因为这个故事发生在一个娱乐项目与人际关系有限的舞台上,才得以展开;如果扩大了舞台,就没有意义了

少年团的成员们,还有前来帮忙的紬和静久,一起在小学的泳池里制作了水上滑梯。

しろはは、以前は「食事は人と食べる方が美味しい」という羽依里の意見に賛同してくれなかったのに、今は「みんな一緒だと、きっと楽しいよ」ってうみに諭すように言うのでした。本当に変わったよね…。
しろはは羽依里に 「あなたのおかげでいつもと違う夏休みが過ごせてる」 とお礼を言うのでした。いきなりそんな素直な気持ちを言い渡してくるの、本当にズルいですよね。その前日にはチャーハンの差し入れもしてくれるし。

白羽以前不认同羽依里「和别人一起吃饭会更好吃」的观点(图一),但现在她却对羽未说「大家一起吃饭一定很开心」(图二)。白羽真的发生了很大的变化……

白羽向羽依里道谢,说 「因为有你在,所以我才度过了一个不同寻常的暑假」。突然这么直接地表达出自己的感情的白羽,好犯规啊。前一天(8 月 10 日)她还给大家带来了炒饭。

紬に動揺曲を教えてもらうことに。本当に全員に活躍の場があるの好き。
そして、紬が時たま見せるおばあちゃんっ気のある言葉が好き。紬√の感想もちゃんと書きたいって思っています。サマポケ全√を1周したからこそ見える景色もまたあるはずなので。

紬也来教一家三口唱童谣了。我真的很喜欢这种每个人都有机会活跃的情节。

此外,我很喜欢紬偶尔会说出的如同老奶奶一样的发言。搞得我也想写紬线的感想了。因为我已经完成了整个游戏的一周目,再回首应该能看到不一样的风景吧。


日常的崩坏

ここまでの幸せな日常は、少しの歯車のズレで壊れてしまいます。うみは、しろはが他の誰にも言ったことのない夏鳥の儀のお役目について知っていました。これまでも、うみが日記に書いた未来は「天気も含め」全て当たっていました。しろはは、自分が見てしまった未来(夏鳥の儀の日に海底で溺れ苦しむ)は変えられるとどこか思っていましたが、結局は変えられないんだと現実を突き付けられたような気持ちになってしまったのです。

维系日常转动的齿轮稍稍地偏离,如此幸福的生活走向了崩坏。

8 月 15 日。尽管白羽从来没有对任何人提起,但羽未却对她在夏鸟之仪式上的职责了如指掌。迄今为止,羽未在日记里写下的未来事件,包括天气,都一一应验了。白羽觉得自己之前看到的未来 —— 在夏鸟之仪式那天溺水挣扎 —— 是可以改变的,但是这一事实却将她打回了现实。

この写真と、うみの言葉で全てが明らかになっていきます。僕の記憶が間違っていなければ、サマポケ時空の年代がハッキリと出たのはこの場面が初めてです(ストーリー全体として携帯電話が普及していなさそうだったり、識√で語られた津波に近そうなものが現実の瀬戸内では1854年に発生していたり、識√で150年くらい前と言われていた古文書が蒼√で天保(1830年-1843年)の文献であるという証言が出たり、紬√+蒼√で羽依里の祖母と同世代であるツムギちゃんと駆け落ちしかけた灯台守が戦死したりといったヒントはありました)(僕の記憶の限りなので、他にも色々ありそう)。

这张照片和羽未的话,让一切都变得清晰起来。

如果我没有记错的话,这是整个 Summer Pockets 中第一次明确地提及故事的年代。但之前也有很多伏笔,比如:

  • 在整个故事中,智能手机尚未普及
  • 识线中提到的海啸,在现实中发生在1854 年的濑户内海(安政南海地震);
  • 识线中提到的150 年前的古文书的内容,在苍线中另有 天保年间(1830 年-1843 年) 的文献佐证;
  • 紬线和苍线中提到的,与羽依里的祖母同辈的大紬,和本来约定一起私奔、最后却战死沙场的灯塔守卫;
  • 还有很多其他的线路中的线索……

うみはスマホを駆使して鳥白島に来たみたいです。そういえば、ラジオ体操で何かを貰うたびにうみが「ろぐいんぼーなす」って言っていたのって、そういうことだったんですね。

羽未好像是借助智能手机来到了鸟白岛。说起来,羽未每次在广播体操中得到什么奖品的时候,都称之为「登录奖励」,原来是这个意思啊。

以下、勝手な想像込みで時系列を整理すると、

以下是我根据自己的想象整理的时间线:

  • 2000/7/25 羽依里登上鸟白岛
  • 2000/8/21 夏鸟之仪式,羽依里和白羽在海中挣扎,被一道蓝光救了上来
  • 2000/8/31 众人拍下了那张照片。在白羽线中,羽依里和白羽互相告白
  • 2006/x/xx 羽未出生,白羽难产去世
  • 2018/x/xx 白羽的十三回忌。12 岁的羽未根据照片来到了鸟白岛,不慎从悬崖上摔下,触碰到七影蝶,回到了 18 年前的夏天

summer pockets無印の発売が2018年なので、そこに合わせてみた形です。大きく間違ってはいないと思います。

由于 Summer Pockets 原版是 2018 年发售的,所以我就按照这个时间点进行了推理。应该没有什么太大的错误。


短暂的幸福

羽依里はしろはを助けることを決意し、しろはの家へ行きます。そこでしろはの祖父と口論になり、しろは√の際と同様に水中格闘技で決着を付けることになるのでした。羽依里はしろは祖父に勝利するも、そのまま水中で意識を失ってしまいます。

羽依里决定帮助白羽。8 月 16 日,他前往白羽家,和她的祖父小鸠发生了争执,最后又像白羽线中一样,决定用水中格斗来了结。羽依里战胜了小鸠,但是在水中失去了意识。

それを助けようとしたのは、水泳が得意ではないしろはでした。以前から羽依里と夫婦関係であることに嫌がる素振りを見せなくなっていたり、素直な気持ちを羽依里に吐露することが増えたりと羽依里に対する好意の高まりが見え隠れしていたしろはでしたが、ここで2人は晴れて恋仲となるのでした。のみき√の際にも同様の感想を書いた気がしますが、自分がどうなるかを顧みずに相手のために体が勝手に動いてしまうなんて、どれだけその相手のことが好きなんだろうって伝わってきてドキドキしてしまいます。

うみは明日以降ではなく、今日の出来事の日記を書くのでした。「明日はきっと楽しくなる」ではなく「今が一番楽しい」という現在進行形での幸せな気持ちの表れなんじゃないかと思います。

而救了羽依里的正是不擅长游泳的白羽。虽然此前,她越来越少地对自己和羽依里的临时夫妻关系表现出不满,也越来越多地向羽依里表达自己的真实感情,但此时两人终于正式地成为了恋人。我记得在野美希线感想中也提到过,不顾自己的安危,为了对方而不由自主地行动,是最能传达出自己有多喜欢对方,实在让我心跳不已。

这一天,羽未没有写明天的日记,而是写了今天的。她从来都不是为了祈求「明天一定会很开心」而写日记,而是一直在等待着能说出「现在就是最开心的时刻」的那一天。对她来说,这是一种现在进行时的幸福感


そして夏鳥の儀の日。うみはお役目を果たすおかーさん(しろは)の姿がどうしても見たくて、海に流す船の中に入り込んでしまいます。しろは√の堀田ちゃんの時とは違い、今回は不思議な光に助けられた形ではなく、羽依里は自力でしろはとうみを助けることに成功するのでした。
自分の呪いのせいで羽依里とうみを危険な目に合わせてしまったと落ち込むしろはに対し、羽依里は 「未来は結果ではなくもっと先の幸せな未来への過程」 だと諭すのでした。この言葉はしろはにとって今までずっと胸につっかえていたものを解きほぐしてくれますが、それと同時に羽依里本人の「逃げてきた現実に立ち向かおう」という意志の表れにも思えます。

紧接着就是夏鸟之仪式当天,8 月 21 日。羽未想要看到自己的妈妈白羽履行职责的身姿,于是她钻进了小船里。这艘小船将在仪式中漂流到海。

和白羽线中救出堀田的时候不同,这一次羽依里并没有被神秘的光芒所救,而是靠自己的力量救出了白羽和羽未。

白羽对羽依里和羽未因为自己的诅咒陷入危险的事情感到很难过,但是羽依里却开导了她:

羽依里「我觉得,只要去将你所看到的未来当作结果去接受它,就已经足够了」
羽依里「也就是说,你所看到的那些未来,不过只是一个契机而已」
羽依里「在那前方,一定还会有后续的」
羽依里「而且,那一定会是非常美好的未来」

这番话解开了白羽长久以来的心结,同时也表明了羽依里本人「要面对已经逃避的现实」的意志

全てが解決したように思えました。再び幸せな日常が戻ってきたのですから。それどころか、以前よりも更に絆が強まったと言っていいでしょう。
しろは「なんだか、この夏はズルをした気がする」
本来会うことのできなかった、一緒に遊ぶことのできなかったはずの親子であるしろはとうみは、運命の巡り合わせで出会い、夏休みを満喫することができています。この夏だけの特別。うみが「最後」と言っていた夏に、しろはも何らかの既視感を持っているのでしょうか。

一切都好像已经解决了。幸福的日常又回来了。不仅如此,他们之间的羁绊也比以前更加牢固了。

本来无法见面、无法一起玩耍的一对母女,因为命运的巧合得以相逢,度过了一个愉快的暑假。这是只属于这个夏天的,特别的暑假。羽未说的「最后」,是不是也让白羽有了某种既视感呢?


暑假的尽头

でもそんな日常は、もう短い時間しか残っていませんでした。タイムリープの力をずっと使い続けたことで、日に日に幼児退行していくうみ。そして、うみの存在を段々と忘れそうになっていく各位。本来この時代にいるはずのないうみとのお別れの日は、確実に近づいているのでした。
忘れたくない、忘れてはいけないことなのに時間の経過と共に忘れていってしまう。忘れていることを忘れたら本当にもうお終いだと焦る気持ち。
何があっても絶対に忘れない、と決意して一緒の布団で横になるシーンは、CLANNADの風子のお話を思い出します(アニメしか見ていませんが…)。

残酷なまでにうみの記憶を失ったまま、羽依里としろははうみと約束した花火を見に行きます。心に違和感だけを抱えたまま、2人で見る花火の景色。そこに現れたのは、本当の最後を覚悟したうみでした。

但是,这样的日常生活已经不剩什么时间了。因为一直使用着时空穿梭的能力,羽未的心智逐渐退化,变得越来越像幼儿。而且,大家也渐渐地忘记了羽未的存在。和本不属于这个时代的羽未告别的日子,已经不可避免地临近了。

明明是不想忘记的,明明是不可以忘记的事情,却随着时间的流逝而逐渐忘记;但倘若连自己「忘记了什么」这种感觉都忘记了,就再也无法挽回了。这种焦虑在我的心中蔓延。

8 月 28 日,决定无论如何都不会忘记羽未的两人,和羽未一起躺在了同一张床上。这一幕让我想起了 CLANNAD 中的风子(虽然我只看过动画)。

8 月 29 日,最残酷的事还是发生了。在完全忘记羽未的情况下,羽依里和白羽去看了和羽未约好的烟花。两人看着烟花,心中却有一种不和谐的感觉。这时,出现在他们面前的,是已经准备好面对最后一刻的羽未。

しろははうみのことをしっかりと抱きしめ、この夏休みに自分がうみと過ごした日々を順々に振り返っていくのでした。
10年前の夏に両親をなくしてから心を閉ざしてしまい、更に4年前の事件で人と関わることすら避けるようになってしまったしろはにとって、夏休みは人と会わなくても済む期間でしかなかった。何一つ未来に希望を持っていなかった彼女は、自分の未来にこんな幸せな夏休みがあったなんて、思いもしていなかったはずです。
「私、もっといいおかーさんになるから」
しろはのこの言葉に対し、うみは一気に表情を崩します。しろはが母親になれずに亡くなってしまうことを、うみは知ってしまっているのですから。

白羽紧紧地抱住了羽未,回忆着和她一起度过的这个暑假。

在 10 年前的夏天失去双亲后,白羽封闭了自己的心扉;再加上 4 年前的事件,让白羽越发抵触与人交流。对她来说,暑假不过是一段不用去见任何人就能度过的时间。对未来不抱任何希望的她,根本没有想过,自己会有这样幸福的暑假。

白羽「因为,我会为你做一个更好的母亲」

听到白羽的话,羽未的眼泪再也止不住了。因为她知道,白羽会在成为母亲之前就去世

この先の未来を知ってしまっているうみは、羽依里としろはにごめんなさいと謝るのでした。純粋に感謝の気持ちを述べるためなら「ありがとう」と言うべきなのに、「ごめんなさい」と言ってしまう。自分だけが幸せになってしまい、この先2人に待ち受ける未来に対してどうにもできないことについて、悔しい気持ちが溢れ出てしまっているのでしょう。

知道未来的羽未,向羽依里和白羽道歉。

她明明应该说「谢谢」来表达自己的感激,却说出了「对不起」。

自己一个人变得幸福,却无法改变两人未来的命运,这种无能为力的感觉,让她心中充满了懊悔。

「ほんとうに、さいこうのなつやすみだった」
「おかーさんといっしょにいられて、うれしかった」
「はじめて…っ…!」「なつがおわってほしくないって!おもったのっ!」

うみは今までの夏休みに何度寂しい思いをしてきたのでしょうか。しろは√で悲しげな顔をしながら迷い橘にいたうみの顔を思い出します。今までできていたことが段々とできなくなっていく自分の体を感じながら、うみは一体どんな気持ちでこの夏を何度も繰り返していたのでしょうか。時にはこの時代に来てしまったこと、おかーさんに会いたいと願ってしまったことを後悔する日もあったのではないでしょうか。それでも希望を捨てず、こんな夏が来るのをずっと待っていたんだと思います。

羽未「这真的是一段……非常非常幸福的时光!」
羽未「但是,却只有我自己……变得,这么幸福……!」
羽未「这是……我第一次……!」
羽未「第一次!不想让这个夏天就这么结束啊!」

迄今为止的那么多暑假里,羽未有过多少次寂寞的回忆呢。我不禁联想到白羽线中她在迷途橘边迷路时悲伤的表情

由于心智的幼化,她的身体逐渐变得不再灵活,不再能做到以往能做到的事情。她究竟是怀揣着怎样的心情,反反复复地,度过这个夏天的呢。

(译者注:日文版中,随着羽未心智幼化,她的话越来越多地使用假名表示,直到最后告别完全使用假名,没有汉字。)

她有时也会后悔自己来到了这个时代,后悔自己如此渴望见到母亲吧。即便如此,她也没有放弃希望,一直在等待着 ALKA 线中的这个夏天到来吧。


この夏は終わり、数年後に羽依里としろはは結婚するも、うみを産む段階でしろはは命を落としてしまいます。うみのタイムリープの力を止めようとして、身重の体で無理をしてしまったのです。
自分がずっと望んでいた幸せな夏休みを得ることのできたうみは、こんな結末となってしまう未来を変えるために、新たな旅に出るのでした。もう間違いなく帰ることはできないと、覚悟を決めて。

Pocket√に続きます(本当は同じ記事に書こうと思っていましたが、ちょっと長くなりすぎたので…)。

这个夏天结束了。几年后,羽依里和白羽结婚了,但是白羽为了阻止羽未获得时空穿梭的能力,而不顾身孕,过分劳累,最终在生下羽未时难产去世。

为了改变这样的结局,已经得到了自己一直以来所期望的幸福暑假的羽未,踏上了新的旅程。她已经做好了再也无法以羽未的身份回到现实世界的觉悟。

下一篇是 Pocket。其实我本来是想写在同一篇文章里的,但是这篇文章有点太长了……